愚者の賦―万葉閑談 伊藤 博

Amazon CAPTCHA 「万葉集釈注」の著者が、長年雑誌などに発表した随筆や、講演録など、万葉集に関わりのあるテーマを一冊にまとめた。 ほんとうに随筆集でした……。 しかし卒論の話はすごいな。 万葉集秀歌100選があったのがよかった。

石原千秋 テクストはまちがわない

Amazon CAPTCHA 近代文学研究のフィールドでは、「作者」に死が宣告され、「テクスト」という考え方が受け入れられて久しい。本書では「テクスト」それ自身を徹底して読み込むことで「読者」の位置を炙りだす。漱石、芥川、太宰から村上春樹、吉本ばななまで…

阿部 公彦 小説的思考のススメ: 「気になる部分」だらけの日本文学

Amazon CAPTCHA・ 【内容紹介】大江健三郎の作品が〈何となく頭に入らない〉のはなぜ? 太宰治の登場人物が〈丁寧〉に喋るのはどうして? 佐伯一麦の主人公がいつも〈私〉のわけは?――気になる部分に注目すれば、作品に凝らされた仕掛けが見えてくる。読み方の…

漱石はどう読まれてきたか (新潮選書)

Amazon CAPTCHA 近代文学が一気に開花した明治後期、漱石文学はどのように評価されたのか。100年後の今も読み継がれる、その魅力とは何か。何万ともいわれる評論・論文のなかから、「個性的な読み」「画期的な読み」を厳選して、「定説を読み換える論」「文…

幼さという戦略 「かわいい」と成熟の物語作法 (朝日選書)

www.amazon.co.jp 「幼さ」のあふれる現代の日本。漫画のキャラクターから生活小物に至るまで、目につくのは無害で安心感の漂う幼さ、弱さ、かわいさばかり。消費文化の中心は善良な弱者たる個人の欲望で、人々は「幼さ」を社会構造の中で強要されてきたと言…